日本語を教え始めてから早3年以上が経ちました。今日、日本語教師を国家資格にするという記事を読みました。私はこの先フルタイムで続ける気はないですが、早いところ実現したらいいなと思います。
日本語教師になるには大学で日本語専攻するか、文科省の検定に合格するか、日本語教師の講座を修了するかが必要です。求人の大半はこの条件が課されてます。あと、大卒。
保育士のブラックさが話題になってますが、それに負けないくらいブラックが多いこの業界。給料が安くて労働時間が長い。
という大規模なことが言いたいのではなくて、「ネイティブなんだから教えられるでしょ!ただでちょっと講座でも開いてよ」「私も一応資格持ってるけど、経験もないし、ただで教えるよ。勉強させていただきます。」って人のせいで普通にお金を稼ぎたい日本語教師の首が締められています。ブラックな学校はもちろんですが、こういう人たちも労働環境が悪くなる一因になっています。(日本語教育でお金を稼いでない普通の日本人のことは言ってません)あと私の認識では熱意があるからこんなブラックな環境でも続けられていますって人も同レベルで悪。どちらも共通することは自分の時間と技術はちゃんとしたお金を払ってもらう必要はないものですって自分で言っていること。
人の時間、技術を求めてるんだからちゃんと対価を払ってよ。技術だって得るのにお金、時間がかかっています。日本に働きに来る人が発展途上国からばかりで日本語教育にお金をあまりかけることができないっていうんだったら、国がどうにかするべきことだと思います。語学は国のパワーに比例しています。中国が!といつも騒いでいる日本はJFがちょろっとあるだけで、悪環境で働いている日本語教師は放置。中国はいろんな国に孔子学院を置いて先生を派遣しています。待遇までは知りませんが、まあまあいいのではないかなと思います。
今話題になっている五輪ボランティア。あれなんかはっきり言って最悪です。会場で選手を誘導する人がボランティアなのはまだいい。でも、医療や通訳、運転手などもボランティアに頼るつもりだ(だった?)いうのを聞きました。えっ…😅😅 トップである国がちゃんと技術のある人にお金払わないで、ただ働きさせますよーって堂々と言ってるんだから、終わってますね。今どうなったのか知りませんが。参加する人もそれに賛同してるってことちゃんと認識してほしい。
自分青年海外協力隊じゃん!と言われそうですが…モルディブで出会う日本語ができる人はほぼみんな協力隊に教えてもらった人なので、国の名前の下で日モ友好には貢献しているんじゃないかと思います。協力隊、色々ありますが若者が発展途上国で国に守られながら安全に働けるという面ではとても良い制度だと思います。